■第二次世界大戦後、日本では、経済復旧が急がれていました。そんな中、お金を入れると紙コップにジュースが注がれていく「噴水型ジュース自販機」がお目見えしたのです。当時は10円を入れると、紙コップになみなみとジュースを次いでくれていたようです。
この噴水型ジュース自販機は上部が透明になっていて、ジュースが吹き出している様子を見ることが出来ます。子供から大人まで、ジュースの噴出しに多くの人が見入っていたようです。おいしそうなジュースが見えることで人びとの購買意欲がわきたてられ、多くの人が噴水型ジュース自販機のとりこになったのです。
街角や商店の前など、日本中多くの場所で、噴水型ジュース自販機は活躍していきました。自動販売機は、日本全国でかなり普及しています。日本は世界の中で人口に対する自動販売機の割合が最も高いのです。アメリカを抜いて世界第1位の普及率を誇っています。このような現在の自動販売機の高い普及率があるのも、噴水型ジュース自販機の力が大きいといわれているのです。
今では、街角で噴水型ジュース自販機を見かけることはなくなりました。歴史的にも貴重な噴水型ジュース自販機は、博物館に展示されているようです。